アンゴラウサギは全部で4種類~性格、寿命、価格は?なぜ飼育が難しい?

2018/07/18

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アンゴラウサギは長いフワフワとした毛が特徴のウサギです。

体全体を覆っている長い毛は伸ばし続けると10cm以上にもなり、一見するとどこに顔があるのかわからない毛玉のような風貌はとても個性的。

元々は毛皮用に品種改良された種で、その毛は上質な毛織物として衣類にも利用されていますが、今回はアンゴラウサギをペットとして飼うにあたっての情報、知識を紹介していきたいと思います。

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アンゴラウサギの歴史

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アンゴラウサギはトルコのアンゴラ地方が原産のウサギです。

フランスで毛皮用に品種改良された後、イギリスでペット用に改良されました。

長く極上の毛並の持ち主ということもあって、古くから毛皮用として扱われた歴史を持ち、日本でもかつては毛を採るための飼育が盛んで、一時は飼育頭数が世界一にまでなったことも。

以前から毛皮用として扱うことには賛否両論ありましたが、ここにきて批判的な声の方が大きくなり、今や日本国内においてはペットとしての飼育が主となっています。

アンゴラウサギの飼育方法~飼育は難しい?

結論から言うと、アンゴラウサギの飼育難易度は高く上級者向けのウサギです。

何が一番難しいのかというと、やはり長い毛の手入れでしょうか。

上にも記した通り、アンゴラウサギの毛は10cm以上伸び、その上細いのでとても絡まりやすいのです。

汚れも溜まりやすく、常に清潔な状態を保っていないと皮膚病などにかかるリスクも跳ね上がってしまいますので、汚れが酷い場合はぬるま湯で洗ってあげる必要があります。

また、絡まった毛玉を飲み込んでしまうとそれが原因で死んでしまうこともありますので、こまめな毛の手入れは欠かせません。

伸ばしっぱなしにしておくと、動きづらく視界も悪くなり、ストレスが溜まってしまうので、年に数回のカットも必要です。

また、ウサギは温度や湿度に敏感なのですが、アンゴラウサギは毛が長いせいで特に管理が大変です。

適温は14度~21度と言われており、夏の間は冷房等の対策が欠かせず、かなりの電気代を覚悟しなければなりません。
湿気にも弱いので、除湿器やエアコンの除湿機能も必須です。

飼育に必要なもの

基本的な飼育設備は他のウサギと同様にケージ・餌入れ・水入れ・トイレ・グルーミンググッズなどですが、少し他のウサギと違う点がいくつか。

まずケージですが、排泄物が毛に絡まないように金網式(排泄物が下に落ちる)が望ましいです。

餌入れはひっくり返りにくい陶器製のもの、水入れはケージに固定できるウォーターボトルを使用するのが良いでしょう。

これらはすべて毛が汚れないようにするための工夫。
アンゴラウサギを飼育するポイントの大部分は、いかにして毛をきれいに管理するかという点に集中していることがわかりますね。

逆に言うならば、被毛さえ問題なく手入れが出来れば、他に難しいことはありません。

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アンゴラウサギの種類

アンゴラウサギは全部で4種類。

イングリッシュアンゴラ、フレンチアンゴラ、サテンアンゴラ、そして、ジャイアント・アンゴラに分かれています。

それぞれの種類の特徴を見ていきましょう。

イングリッシュアンゴラ

イングリッシュアンゴラはイギリスでペット用に改良された種類で、アンゴラ種の中で最も小型のウサギです。
現在日本でペットとして飼育されているものの多くはこのイングリッシュアンゴラです。

フレンチアンゴラ

フレンチアンゴラはフランスで改良されたアンゴラ種で、他のアンゴラ種との違いは耳の毛が短いことです。
また、アンゴラ種の中でもグルーミングがしやすいのが特徴です。

サテンアンゴラ

サテンアンゴラはその名の通り、サテン(光沢のある布生地)のような美しい毛並みが特徴のアンゴラ種です。
その毛は細く半透明で、光を反射してキラキラと輝くと言われています。

ジャイアントアンゴラ

ジャイアントアンゴラは名前からもわかる通り、アンゴラ種の中で一番大きな種類です。
他のアンゴラ種はカラーバリエーションが豊富なのに対し、ジャイアントアンゴラは白のみというのも特徴です。

アンゴラウサギの性格

アンゴラウサギの性格ですが、とても穏やかで人懐っこいです。

抱っこやブラッシングなどのスキンシップが好きな個体も多く、動きものんびりとしていてとても癒されます。
しかしその一方でストレスに弱く、ストレスが溜まると体調を崩してしまうこともあります。

どこで販売されている?

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通常のペットショップで販売されていることはあまりありません。
ブリーダーから直接購入するというのが一般的ですが、それでも順番待ちでなかなか手に入らないことも多いようです。

アンゴラウサギの価格

販売されている価格は9万円~13万円

アンゴラウサギは希少性が高く繁殖や飼育の難易度が高いことから、やはり価格もウサギの中では高めです。
雑種ならば多少安いですが、血統書付となると10万円以上は覚悟しておくのが良いでしょう。

身体の大きさ

種類にもよりますが、平均的な大きさは体長約40cm、体重約3kgといったところで、ウサギ全体の中では中型に位置します。
しかしなんといっても毛が長いため、実際の大きさ以上にボリュームのある見た目に見えます。

寿命

平均的な寿命は約5年、長ければ10年以上生きる個体もいます。
やはり長生きのコツは、毛の手入れをきちんと行い、ストレスや病気を防ぐことです。

うさぎというのはデリケートな生き物なので、私たち人間が思っている以上に手入れが重要になります。
スキンシップの意味合いも兼ねて、こまめに行ってあげてください。

さいごに

アンゴラウサギは入手も飼育も難しいペットウサギです。

手間もお金も、他のウサギよりかなり多くかかります。

しかしあのモフモフとした感触は他のウサギでは得られないものですので、こまめな毛の管理やかかるお金を気にしないという方は、ぜひ飼ってみてください。

きっと最高の癒しになってくれるはずです。

-アンゴラウサギ

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