ボタンインコの飼育方法は?性格、色変わり、販売価格は?

2017/07/04

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小動物を扱うペットショップに行くと他の人気種と並んでいることも多いボタンインコ。

知名度という意味ではオカメインコ、セキセイインコに劣りますが、それらの種類に次ぐ人気を確立しているといっても過言ではありません。

コザクラインコと非常によく似ていますが、ボタンインコは目の周りの白いアイリングがあるのが大きな特徴でもあります。

今回はそんなボタンインコについて紹介していきたいと思います。

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ボタンインコの飼育方法

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アフリカ南部に生息するボタンインコは寒さに弱く、特にヒナから育てる時と、初めての冬を迎える時はヒーターが必須。

ヒーターには下に敷くマットタイプやスポットライトタイプなどが有りますが、どんなタイプのヒーターでもケージ内を鳥が移動することで暖かい場所と涼しい場所を選べるように保温方法が大切です。

体全体が膨らんでいる時(丸く見える時)は寒がっていて、翼を広げ口を開けてハーハーしている時は暑すぎる時です。

ボタンインコは尾羽が短く小柄な体形のため、35cm四方位のケージがあれば充分ですが、相性の合わない者同士で同居すると激しいケンカをする事がありますので、様子を観察してケージを別にする必要が出るかもしれません。

小柄な体に似合わず、くちばしの力が強いのでケージや中に入れる容器、止まり木などは丈夫なものを用意するようにしましょう。
器用にケージの扉を開けて出ますので、しっかりナスカンなどで鍵を掛けるようにしてください。

ボタンインコの餌

野生下では木の実・イネ科の実・果物・野菜・昆虫などを食べていますが、飼育下では中型インコ用のシードやペレット、ボレー粉、青菜類(青梗菜、小松菜、ブロッコリー)リンゴなどの果物(水分が多い果物は軟便になりますので与えないようにします)をバランスよく与えます。

ヒマワリの種は脂質が多く鳥は好んで食べますが、おやつ程度に留めてください。

シードで育てると好き嫌いして同じシードばかり残してしまいがちなので、出来ればバランス良く配合された専用ペレットがお勧めですが、ボタンインコはストレス等で毛引きをする事も有り、ストレス解消には皮つきのシードが良い場合もあります。

どちらにしても皮を取り除いたむき餌は日持ちが悪く味も落ち、皮をむく楽しみを鳥から奪いますのでお勧めはしません。

餌の量は一般的には鳥の体重の10パーセントを1日で食べると言われていますので、食べこぼしを含めて体重の20パーセントが1日で食べきる量だと考えてください。

皮つきシードを主食にする場合は実を食べた後の皮だけがエサ皿に残り、まだ餌が残っていると勘違いして新しく餌を入れないで鳥が餓死してしまうという悲劇が起こる事も有りますので、必ず餌と水は毎日交換してください。

定期的に水入れやエサ入れをキッチンハイターに付けおきして容器のぬめりを取り除きましょう。

ボタンインコは見た目の美しさや可愛さ以外にも、手のりにしたりペアリングしたりと幅広く楽しめるインコです。臆病に見える時も有りますが環境適応能力が高く、急がずゆっくり接する事で自然と慣れてくれます。

日光浴

日光浴もインコには必要です。
太陽光にあたる事でホルモンバランスが整えられ体内でビタミンD3を生成し、カルシウムを吸収することができ、丈夫な骨を作る事が出来ます。

大切な日光浴はガラス越しではなく、直接浴びる必要があり、ケージは屋外に出したり窓際に置いたりする事になりますが、その際は長く放置せず時間を決めて(10分位)危険の無いように注意して下さい。

夏の炎天下は避け、ケージの3分の1くらいは布をかぶせる等して日陰が出来るようにしてあげましょう。

また、屋外にケージを出すときは逃亡されないように鍵を必ずチェックしてください。

日光浴をさせ辛い環境ならペットショップで販売されている鳥用のUVライト(スパイラルライト)で代用します。
UVライトは効力が続きませんので定期的に取り換えてください。

ボタンインコは水浴びも大好きなので冬場でも水を浅めの器に入れて水浴びをさせましょう。噴霧器で体全体に水をかけてあげても喜んでくれます。

飼育時に気を付けたいこと

放鳥は1日に1時間程度を目安に行います。

長過ぎる放鳥は部屋全体を自分のケージだと勘違いして、本来のケージに戻りたがらなくなったり、無理に捕まえられてケージに入れられる事にストレスを感じたりするようになります。
ケージから出したら、新しい餌を入れることで餌欲しさに進んでケージ内に戻ってくれる事も有ります。

放鳥時は特に注意が必要

また、放鳥時は目を離さないようにしてください。
鳥にとって人が暮らす部屋には危険な物がたくさんあります。

例えば鉛の入ったアクセサリーや調味料、化粧品、洗剤や電気コード、暖房器具なども危険です。

あらかじめ危なそうな物は片付けて安全を確認し、家族が部屋への出入りする時も注意して、悲しい事故が起きないようにしましょう。

野生下と異なり運動不足のインコの爪はどうしても伸びがちです。

伸びた爪が布などに引っ掛かると爪が剥がれケガをする危険が有り、止まり木にも止まりにくくなりますので動物病院やペットショップで定期的にカットしてもらいましょう。

その時に保定の仕方を教わり爪切りが家庭でも出来るようになると嬉しいですね。
ケージ内には爪が引っ掛かる布などを入れないようにしてください。

観葉植物も種類によってはインコに害のあるものがあり、植わっている土にも危険(肥料や薬品類)が有りますので注意しましょう。

噛む力が強いので電線コードや壁紙、木製品などをかじる事が有りますので対策が必要です。

体調管理

便がいつもと違う、寒そうに膨らむ、目が腫れたり、鼻水が出たりしたら病気のサインなので、 保温しながら早めに病院へ連れて行きましょう。

鳥は調子が悪いことを隠そうとしますので気付いたら直ぐに対処が必要です。
また、ボタンインコは呼吸器が弱いため湿度を50%程度に保つ(乾燥させすぎない)様にしましょう。

複数飼い

とても一途な性格で飼い主さんべったりになりますので単独飼いがお勧めのインコです。

しかしペアになると、いつも仲良く寄り添い、その愛情深い様子からラブバードの異名を持ちます。同性でも気が合うときは同じケージで飼う事もできますが、気が強く縄張り意識が強いので、気の合わない個体とは激しく争うことが有りますのでケージは別にします。

仲が悪い時は放鳥時間もずらし、ケージの置く場所も離すようにします。また他のペットと一緒に居るとストレスになる事も有りますのでインコ専用ルームを設ける事をお勧めします。

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ボタンインコの種類

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コザクラインコとよく似ていますが、大きさは少し小さく、目のまわりに白い縁取り(アイリング)が特徴のボタンインコには多くの美しい種類が有ります。

最も野生下で多い種類はキエリクロボタンインコ。この種は顔が黒で嘴は赤、首から胸にかけては黄色、翼は緑で腹は黄緑色をしています。

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ボタンインコに限らず、インコ類は純粋のノーマル(並)が交雑により見かけることが少なくなったのが現状です。

色の種類が豊富

ボタンインコには色変わりが多く、ブルーボタンインコ、ルリコシボタンインコをはじめ、ヤマブキ、キエリクロ、シロ、モーヴ、アルビノ、ルチノーなどが有ります。

中でもブルーボタンインコは、一般的に改良された色変わりとは異なり1927年に野生で発見されたそうです。

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インコの種類の一つ、ヤエザクラインコはボタンインコとコザクラインコとの交配(ハイブリッド)種で、遺伝子上、繁殖能力は有りませんが交尾や産卵はします。

ボタンインコの性格

神経質で寂しがり屋なので、ストレスがたまると毛引き症(自分自身の羽を抜く)という精神的な病気になりやすく、一度毛引き症になると完治は難しいと言われています。

縄張り意識が強く、ケージ内に指を入れると飼い主さえ噛まれることが有ります。

なお、メスよりオスのほうが温和な性格だと言われています。

コロコロと転がり、毛布に潜り、何にでも興味を持つ活発で遊び好きな性格で、甘えたかと思うとすぐに怒ったりする自由奔放な性格です。

飼い主以外には警戒して人見知りする事も有りますが、最初は臆病な性格の個体でも気長に接すると懐いてくれるようになります。気の合ったペアに逢うと成鳥からでも非常に仲よくなり、愛情深いインコです。

鳴き声は?

小柄な体に似合わず甲高い声で声量も有るため、集合住宅などでは防音対策などが必要です。

窓には厚めのカーテンを吊り、明るくなると賑やかになりますので就寝時は布をケージに被せて暗くし、早朝から鳴かないように工夫しましょう。

お喋りは苦手ですが聞き取りづらい言葉を話したり、音真似をしたりする個体は居るそうです。

特技は紙切り

遊び上手で好奇心旺盛なインコですが、その中でも見ていて楽しい特技の持ち主。

成鳥のボタンインコに紙を与えると予想以上に綺麗に細長く、くちばしで紙切りをします。
オスよりメスの方が上手だと言われていますが、この行動は繁殖行動の一つ。

見ていて飽きない行動で、その見事な紙切り技術に驚かされる事でしょう。

噛む力が強い

インコの中では小型の部類に入りますが、小ぶりな体にもかかわらず噛む力は強く、くちばしが鋭いため甘噛みでも噛まれると流血してしまいます。

怒っている場合は、そっとしておき、接している時の甘噛みは日頃のしつけ等で、力加減を覚えてもらうというのが最も自然な方法です。
無理強いをすると、お互いの関係が悪化するので、

ペットショップにいる?

セキセイインコ、オカメインコ等と同様にペットショップでも手に入りやすいインコです。

ペットショップで扱われる種類としてはブルーボタンインコやルリコシボタンインコが多いように思います。

春や秋の繁殖の季節ならヒナを入手することも出来ますが、前もってショップに希望を伝えておく事をお勧めします。
ペットショップのスタッフと仲良くなってヒナの育て方や上手に手乗りにする方法などを教えてもらいましょう。

価格

価格は6,000円~20,000円
手乗りになっていると価格は高くなります。

(例)あるペットショップではブルーボタンインコ(ヒナ)9,800円(税別)、一人餌になったブルーボタンインコ(ヒナ)12,800円(税別)、手乗りになっているブルーボタンインコ(ヒナ)20,800円等で販売されていました。

当然、値段はお店ごとで異なりますが、傾向としてはこのような価格帯になります。

寿命

10年~15年

野生下では長生き出来ない小鳥たちですが、安全な飼育下では20年以上生きたボタンインコも居ますので良き相棒として末永い終世飼養の決意が必要です。

大きさ

体長は約13、5センチ、体重は35~50グラム

まとめ

見た目のキュートな可愛さから想像できない噛む力の強さや甲高い鳴き声の持ち主のボタンインコですが、遊ぶ姿や変化のある行動を見ていて飽きない、飼いごたえのあるインコだとも言えます。

出来るなら仲良しペアを探して愛情豊かな2羽の様子を見ているだけでも心癒される素晴らしいインコでも有ります。

-インコ, ボタンインコ

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