オカメインコを飼う!ペットとしての飼育方法と性格、色、価格などを紹介!

2017/12/02

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すらりとした姿に頭上の冠羽がお洒落なオカメインコ。
カラフルでは有りませんが清楚な羽色と頬の模様が魅力でインコの中でも人気が高い種類としても知られています。

インコという名前が付いていますが冠羽が有り、頭蓋骨の構造からオウム科に分類されています。

頬のオレンジ色の模様(チークパッチ)がお面の『おかめ』の頬紅に見立てられることからオカメインコと名付けられていますが、最近はチークパッチの無い色変わり(ホワイトフェイス)も多く出回っています。

数あるコンパニオンバードの中でもオカメインコに魅了される方も多く、今回はその魅力も探っていけたらと思います。

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オカメインコの生態

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オカメインコはオーストラリア大陸の内陸部・乾燥地帯の沿岸部に集団で生活しています。

内陸部の乾燥地帯は、強い日差しが照り付ける日中は35度以上になるのに対し、夜間は放射冷却で5度位に下がったりする事もあったりと過酷な環境なのですが、オカメインコはユーカリやアカシアの林がある草原地帯(明るい見通しの良い)の川や湖などの水辺に住んでいます。

住んでいる場所によっては、冬になると水を求めて移動する集団もいますし、シドニーのような都市部でも見かけることが有るそうです。

飛行速度はオーストラリア最速で、建物を住処にするため都市部でのオカメインコは日本でのツバメのような印象だそうです。

オカメインコの飼育方法

春と秋の繁殖時期になると、ペットショップでもオカメインコのヒナをよく見かけます。

ヒナから人間の手で育てると手乗りになりますが、ヒナからの飼育はセキセイインコや文鳥などのヒナよりも難しいです。

ヒナ育ての経験が無い場合はペットショップで一人餌になるまで飼育してもらう事をお勧めします。ショップで一人餌になったヒナを連れ帰っても十分懐いてくれます。

どうしてもヒナから育てたい方は、温度管理(30度前後)を徹底します。
複数のヒナと一緒の時は互いの体温で温め合いが出来ますが、一羽だけになると室温だけが頼りとなります。

差し餌は食滞になりやすい粟玉ではなくパウダーフードをお勧めします。
ヒナのうちは寒いと食滞を起こしやすいので注意してください。

飼育のポイント1

お迎え前に必ず近所で鳥を診察できる獣医さんを探しておいてください。

犬や猫の動物病院は多く有りますが、鳥を診察出来る獣医さんは少ないので、緊急時に困らないように何軒か探しておきましょう。
出来れば健康な時に検診を受けたり、定期健診もお勧めします。

ポイント2

飼育開始時ですが、まず急な環境変化には注意してください。

お迎えしたら、急激にペットショップの環境から変わらないようにします。

室内の温度、食べている餌(シードかペレットの種類)、その他の青菜類などをお店で尋ねておき、変えるなら徐々に変更させていきます。

大体の一日のリズムなども聞いておくと安心です。

早くコミュニケーションをとりたい所ですが、無理せずゆっくりと、声かけは優しく驚かせないように少しずつ触れ合っていきます。
オカメインコは緊張すると冠羽が立ちますので心の状態が分かりやすいのもポイント。

飼育しやすさという面で大きなポイントになります。

ポイント3

オカメパニックに注意します。

オカメインコは外部からの刺激でパニックを起こす事が有ります。

原因としては最も多いのが大きな音や車のライト、見慣れない物。時に新しい玩具にさえ驚いてしまう事が有ります。

窓の外のカラスの影にもパニックを起こしケージ内で飛び回ることも。

狭いケージ内でピーピー鳴きながら動き回るとケガをしてしまう事も有り、放鳥の際の室内でも同様ですので、驚かせることのないように注意が必要です。

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飼育に必要なもの

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ケージ

尾羽が長く冠羽もある(体長・約30センチ)ので、一般的には約47センチ以上のケージをお勧めします。
将来、ペアで飼う場合や繁殖を希望なら高さが2倍の広さのケージを用意します。

オカメパニックのこともありますし、シンプルなケージで、手乗りにする場合は出入りしやすいように扉式の手前に開くタイプがお勧めです。

止まり木

直径18ミリ~20ミリの太さで基本的にはケージの上部と下部に設置します。
太さに変化がある自然木の止まり木だと足にタコが出来にくいのでお勧めです。

水入れとエサ入れ

オカメインコはインコの中では噛む力が弱く、破壊魔では無いのでプラスチックの入れ物でも大丈夫な個体が多いです。
設置場所は止まり木の下だと糞が入る事も有りますので、入らないところに置きます。

玩具

知能が高いので玩具選びも楽しいです。

手作りや市販品でも安全第一に考え、いきなりケージ内に入れると驚きますので暫くはケージ外の見える場所において興味を持たせてから入れてみます。

保温器具

丈夫なオカメインコですが初めての冬や、体調が悪い時には必ず必要になりますので用意しましょう。
ひよこ電球(ペットヒーター)が便利ですが、温度が足らない時はケージを囲って暖かくします。

ライト

鳥は太陽光を浴びることでビタミンD3を合成しますので日光浴は欠かせません。また、日光浴は窓ガラス越しでは無く、直射日光でなければなりません。
普段の生活で日光浴が出来ないようでしたら、鳥用のスパイラルライト等の人工ライトで補うことが必要です。

性格

喜怒哀楽の表現が豊かで、とても甘えん坊です。
感情の起伏が冠羽の広がり方でよく分かるので、気持ち、心情が理解しやすい鳥でもあります。

オカメインコ同士でも見られますが、相手(飼い主)に近づいて来て頭を下げる時は「頭をなでて欲しい」と、甘えています。
さらに頭を上下に振って食べたエサを吐き戻した時は、飼い主への愛情表現でプレゼントなので嫌がらず貰ってあげましょう。

穏やかで優しい性格の持ち主である反面、神経質な所があり、地震や突然の物音や見慣れない大きい物(長い棒、大きな紙袋)など、何にでも驚いてピーピー鳴きながら飛びまわりオカメパニックを起こし、身の回りのものにぶつかってケガをする事もあるので注意が必要です。

もし、パニックを起こしたらケージの前に行き、小さな声で名前を呼んであげましょう。
夜は真っ暗にせず豆電球程度の明かりを灯し、暗闇を飛び回ってケガをしないようにします。

他種類の鳥との飼育の際もオカメインコから虐めることはありませんが、自分より後から飼われた小さい鳥にさえ虐められる事がありますので、同居させる時は様子を観察し、難しいようならケージは別にする必要があります。

おしゃべり

魅力も多いオカメインコですが、お喋りはやや苦手。
聞き取りづらいものの一言程度、オヤスミなどの簡単な言葉は喋ります。

口笛の物まねは上手です。
メスよりオスのほうがよく鳴き、お喋り上手なことが多いです。

鳴き声

基本はよくとおる甲高い『ピーピー』という鳴き声です。

時には美しい声で鳴くことも有り楽しませてくれます。
特別な防音は不要ですがカーテンや窓を閉める事でご近所に迷惑をかけないようにしましょう。

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ノーマルグレー

黄色い顔に明るいオレンジ色のチークパッチが有り、体の色は灰色です。
メスの顔は灰色に黄色の混ざったような色でチークパッチはオスより不明瞭です。

ルチノー

ルチノーは白オカメとも呼ばれています。

全身がクリーム色でオスもメスもオレンジ色のチークパッチが明瞭です。
ヒナの時は赤目ですが成長するとブドウ色の目に変化します。頭頂部が剥げているのが特徴です。

シナモン

全体の羽色がノーマルよりもっと薄い灰色でソフトな色合いです。

パイド

メラニン色素が部分的に欠落して、クリーム色が発色してまだらに模様が出ています。
個体によって模様が異なるので人気が有ります。

パール

メラニン色素が部分的に欠落して、クリーム色がさざ波(レース編み)のようになったタイプです。
オスはパール模様が成長するにつれ消滅して行きノーマルのようになります。成鳥でパールならばメスと判定できます。

ホワイトフェイス

オカメインコの特徴であるチークパッチが無く、頬が白く体は灰色です。

上記で紹介したもの以外にもオリーブ、ホワイトフェイスルチノー、ファロー、シルバー、イエローフェイス、パステルフェイスなどがあり、何れもオカメインコらしく上品で清楚な色合いが魅力です。

オカメインコ用のペレット、オカメインコ用の皮つきシードなどを主食に、青菜(小松菜・青梗菜・菜の花など)を与えます。

粟穂が大好きなのでケージにぶら下げると喜んで食べてくれます。
シードの場合はボレー粉や塩土も与え、青菜、水、餌は必ず毎日取り換えて下さい。

どこで販売されている?

オカメインコは人気のある鳥なので小動物を扱う殆んどのペットショップで購入できます。

特に春と秋の繁殖時期にはヒナが多く出回ります。

ブリードが容易なので日本でも多くのブリーダーがおり、直接ブリーダーからの購入も可能。

インターネットで検索し、取り扱いがあるようなら連絡を取り合って購入できますが、対面販売が法律で決まっていますので実物のオカメインコを見てからの購入になります。
実物を見せる事なく宅配OKとするブリーダーは信用できないと思って差し支えないと思います。

値段

ノーマルが15,000円からで色変わりだと30,000円前後。

成鳥でも手乗りになっている場合は価格は下がらない事が多いです。

輸入されたオカメインコが出回っていて価格は安いですが、輸送中に体力を落としている場合が多く購入する時は慎重に観察して元気なオカメインコを選んでください。

まとめ

人間にべた馴れするオカメインコはコンパニオンバードではセキセイインコと並んでトップクラスの飼いやすさと可愛さで人気が有ります。

粉白粉、コーン、粉ミルクのような甘い体臭も魅力です。

反面、脂粉が多く出て部屋に積もりますので換気と掃除は欠かせません。

また、寿命が約20年と長く鳴き声も決して小さい方では無いので購入前には家族としっかり話し合って下さい。
心優しく愛情豊かなオカメインコは誰にでも愛され、家族みんなのアイドルになってくれるはずです。

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-インコ, オカメインコ

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