フェネックの飼育は難しい?飼育方法と気を付けたいこと

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近年、ペットとしての人気が上昇してきているフェネック。

しかし決してメジャーなペットとは言えないので、その飼育方法についてもあまり知られていません。
そこで今回は、フェネックの飼育は難しいのか、どう飼育すればいいのかといった疑問についてまとめていきたいと思います。

関連記事:フェネックはペットとして飼育できる?性格、価格、実際の大きさは?

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そもそもフェネックの飼育は難しい?

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フェネックは犬や猫のように、完全にペット化された動物ではありません。
れっきとした野生動物です。

そのため、犬や猫と同じように飼いやすいペットかどうかと言うと、答えは「NO」です。

金銭面、しつけ、慣れやすさ、騒音、臭い…どれをとっても簡単にはいかない事ばかりです。
飼ってから「こんなはずじゃなかった」とならないように、フェネックの飼育は難易度が高いということをしっかりと頭に入れておいてください。

フェネックの飼育方法

それぞれ飼育方法について、ポイント毎に紹介していきたいと思います。

ただ、如何せん、飼育されている数が圧倒的に少ないので、フェネックの飼育方法には「こうすれば正解!」と言うのはまだありません。

実際に飼育するとなれば、ここに書かれていることを参考にしつつ、自分で試行錯誤してより良い環境を整えてあげていってくださいね。

飼育に適した環境

フェネックは日本の環境にはあまり適していないので、屋外での飼育は避けましょう。

温度・湿度調整ができる室内で飼育する必要がありますが、鳴き声や生活音がうるさいので集合住宅での飼育はまず向いていません。

また、臭いもきついので、完全に飼い主と同じ部屋…と言うのも人によっては難しいでしょう。

中にはフェネック専用の部屋を作っている飼い主さんもいるほどなので、そこまでとは言わないまでも、フェネックとの暮らしにはある程度広さのある環境が必要です。

飼育に必要なものは?

フェネックの飼育に必要なものは、ケージ・餌入れ・吸水ボトル・巣箱・おもちゃなどです。

ケージは専用のものがないので、犬猫用のもので代用し、大きさの目安は70㎝×50㎝以上のもの。

足を痛めないように、ケージの底にはすのこやベニヤ板を設置してあげてください。
巣箱やハンモックなどもおもちゃも、小動物用のもので代用しましょう。

餌は何を食べる?

野生下でのフェネックは、雑食で小動物や昆虫、果物や植物の葉・根などを餌としています。

しかし飼育下ではドッグフードとキャットフードを混ぜたものを与え、たまにおやつとして果物や野菜などを与えます。

ただし、犬と同様にタマネギ、チョコレートなどは絶対に与えてはいけません。
野生下ではほとんど水を飲みませんが、飼育下では吸水ボトルを設置してあげましょう。

しつけは可能か?

イヌ科ではありますが、犬と同じようなしつけはできないと思っておいてください。

不可能なわけではありませんが、基本的にトイレも覚えませんし、「待て」や「お座り」などもできません。

個体差があるので、中には少しだけ出来るようになる子もいるにはいますが、鳴き声などの騒音、噛み癖を止めさせるといったしつけは期待しないほうがいいでしょう。

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飼育で気を付けたいこと

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1.トイレ
フェネックはトイレのしつけができないので、所かまわず糞尿をします。

糞尿はとても臭くツンとしたにおいがするので、こまめに掃除をしなければなりません。
特に夏場は、少しでも掃除をさぼると大変なことになります。

2.騒音
夜行性で、夜になると床などを引っ掻いて穴掘りをしようとする音、鳴き声などがかなりうるさいです。

同じ部屋ではとても寝られませんし、集合住宅などでは近所迷惑にもなります。
田舎の広い一軒家などでない限りは、何らかの防音対策が必要になるでしょう。

3.運動
運動量の多い動物ですので、ケージに入れっぱなしと言うような飼い方はできません。

出来れば毎日、ケージから出して部屋の中で遊ばせてあげましょう。

その際、床や壁を引っ掻いて傷つけてしまったりすることもあるので、気を付けなければなりません。
また、誤飲しそうなものや危険は物は避けておきましょう。

4.温度管理
暑さには強いですが、日本のようなジメジメとした暑さは苦手なので、除湿をしなければなりません。

また、寒さには弱いので、冬場は25~28度を目安に室温を保ってあげる必要があります。

5.病院
フェネックを診てくれる病院はとても限られています。

飼育を始める際には、フェネックをきちんと診察できる病院を探しておかなければなりません。
犬と同様に予防接種も必要になりますので、かかりつけにできるような病院が望ましいでしょう。

ペット歴はまだまだ浅い

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フェネックはペットとしての歴史はまだまだ浅く、飼育についても難しい点がたくさんあります。

完全にペット化されている犬や猫とは違い、野生の性質を多く残しており、飼い主の意図通りに動かないことも多々あります。

フェネック専用の飼育道具もありませんし、診察してもらえる病院すら少ないのが現状。
それをよく理解したうえで、飼育に臨んでください。

まとめ

フェネックは様々な面で飼育が難しい動物です。

しかし、きちんと愛情と手間をかけてあげれば、労力以上の魅力のある動物でもあります。

中にはフェネックを複数飼育しているような飼い主さんもいるようなので、しっかりとした覚悟を持った人はぜひチャレンジしてみてください。

-その他生き物, フェネック

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