カヤネズミはペットとして飼える?飼育方法、性格、大きさ、餌は何を食べる?

2018/06/09

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日本最小のネズミと言われる「カヤネズミ」。

ネズミと言うと害獣として敬遠されがちですが、小さな体とハムスターのように愛嬌のある顔でペットとして申し分ないポテンシャルを秘めています。

そんなカヤネズミをペットとして、どのような特徴を持っているのでしょうか。

今回は飼い方から飼育に必要なものから性格、大きさや価格についてまとめました。

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カヤネズミの生態、どんな動物?

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カヤネズミはヨーロッパからアジア北部に分布しているネズミで、日本では東北地方、南西諸島以外に生息しています。

体は小さく、オレンジがかった茶褐色の毛が特徴的。

害獣とされているドブネズミのように、家に侵入したり植物や食べ物を荒らすようなことはありません。
夜行性で、特に夕方から夜間にかけて活発に動きます。

背の高い草が生えている草原や水田などで生活しており、地表から1mほどの高さに直径10cm程度の小さな丸い巣を作ります。
一見鳥の巣のように見えますが、お椀型ではなく球体になっているのがカヤネズミの巣の特徴。

しかし、巣を見つけてもむやみに触ったり近づいたりしないようにしてください。
人間のにおいがつくと、巣を放棄してしまう場合があります。

稲は食べません

かつては稲を食べる害獣とされてしましたが、最近の調査でそれが濡れ衣だったということがわかりました。
稲を食べる量はほんの少しで、それよりも雑草の方をよく食べていたそうです。

しかし勘違いにより駆除をされたり、生息地となる草原や水田が減少に伴い、カヤネズミの生息数も減少して絶滅危惧種となってしまいました。

カヤネズミの飼育は難しい?

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カヤネズミはそもそもペットとして飼育されることがほぼない種なので、飼育方法などの情報はとても少ないのが現状です。

野性味が強いので、人に触れられたり生活環境が変わることで大きなストレスを感じてしまうため、飼育は困難。
動物園で飼育されていることもあるので、そこでの飼育方法を参考にしたり、飼育員さんにいろいろ教えてもらうのもいいでしょう。

飼育に必要なものとは

基本的にはハムスターなどの飼育設備があれば飼育可能です。

主にケージ、餌入れ、巣箱になります。

ただし巣箱に関しては、野生ではイネ科の植物を使った巣を作るので、それに似たものを作ってあげるのが良いでしょう。

体が小さいので、逃亡対策だけは厳重に。

餌は何を食べる?

餌は飼育下ではマウス用のペレットや種子類を与えます。

その他、野菜や果物なども食べるので、副食として与えましょう。
基本的に雑食なので、餌を食べないといった問題に直面することはありません。

食料が不足すると子供を食べてしまうこともあるようですが、飼育下では食べることはほとんどありません。

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性格

性格は大人しく、あまり噛みついたりすることもありません。

しかし、とても臆病なので、飼育する際には過剰に触ったり構い過ぎないようにしましょう。

ストレスで弱ってしまう場合があります。
そうすると、毛が抜けたり尾をかじったり、皮膚病になってしまったりすることも。

大きさ

体長:5cm~8cm
体重:7g~14g

日本最小の哺乳類というだけあって、指先で簡単に持ち上げられるほどの大きさです。
500円玉の重さが7gなので、小さいものはそれくらいの重さということですね。

寿命

寿命は野生で1~2年、飼育下では4~5年ほど。
野生での寿命が短いのは、天敵に襲われたり、寒さや雨天に対応できないため。

その身体の大きさからハムスターと同じような感覚で見られることも少なくないカヤネズミですが、寿命という面ではハムスターよりも少し長い傾向があります。

どこで購入できる?

ごく一部のペットショップで売られていることがあります。
(この場合、まずほとんど外国産のカヤネズミになります)

野生のカヤネズミを捕まえて飼育するのは禁止されているので、勝手に捕獲したりはしないでください。

珍しい小動物となると、ブリーダーであったり、専門店で購入するものという認識がありますが、カヤネズミの場合、これらは当てはまりません。

価格

カヤネズミが販売されていることは本当に稀なので、決まった相場についての情報は不明。

流通も薄いので、お店側の判断によって大きく変わってしまいます。
過去にはあるペットショップでは1万円、別のお店では5000円、7000円ほどで販売されていました。

まとめ

カヤネズミは珍しいネズミというわけではないですが、飼育するとなると情報が少ないので困難にぶつかる可能性が高いです。

「これが正解だ!」という飼育方法もないので、もしカヤネズミを飼育することになったら、試行錯誤してカヤネズミにとって暮らしやすい環境を整えてあげてください。

万が一飼いきれなくなっても、野に放つようなことは絶対にしてはいけません。
ただでさえ減少傾向にある国内産のカヤネズミの生態系が脅かされてしまう危険性があります。

最後まで責任を持って飼育してくださいね。

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-カヤネズミ, ネズミ類

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