キンカチョウの飼育方法、餌は何を食べる?鳴き声、大きさ、価格は?

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キンカチョウとはオーストラリア、インドネシア原産のスズメ目の鳥の一種。

日本では明治期から飼育され続け、小型の鳥の中では飼育歴は長いですが、近年はペットショップでも見る事が少なく、知らない人もいるのではないでしょうか。

今回はそんなキンカチョウについて紹介したいと思います。

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キンカチョウってどんな鳥?

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キンカチョウは漢字で「錦花鳥」と書き、スズメの仲間。
体長は約11センチとスズメより小柄でカラフルな鳥です。

原産地はオーストラリアやインドネシアですが日本では明治時代に輸入された歴史のある愛玩鳥です。
長い歴史の間に品種改良が行われ現在では50種類以上の色変わりが作り出されているそうです。

雌雄判定が可能でオスは喉から胸の上にかけて白黒の縞模様が有り、頬はオレンジ色、胸に黒帯が有り、メスよりカラフルで嘴や足の色が濃いのが特徴です。

メスの羽色はオスとそれ程変わりませんが胸の縞模様と頬のオレンジ色が有りません。

巣引きが苦手で飼育下では子育て上手なジュウシマツに托卵して仮親になってもらう事が有ります。

キンカチョウの飼育は難しい?

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日本では長い飼育歴持っているキンカチョウなだけあって、飼育は難しくありません。
噛む力が弱く、比較的丈夫な体を持ち、鳴き声も小さいので集合住宅でも飼育可能です。

飼育に必要なもの

ケージはさびないステンレス製がお勧めです。

プラスチックのケースを常備しておくと通院や保温が必要な時に使えて便利です。
よく動きますので1羽飼いなら縦横高さが30センチ、羽数により大きくしていきます。

止まり木は直径1、2センチ位が良いですが2本目は太さが少し異なる方が足指の健康には良いです。

キンカチョウはお風呂が好きなので、水入れ以外に水浴び用の容器も用意しましょう。
エサ入れの素材は噛む力が弱いのでプラスチックでも良いですが小さめにして毎日新鮮な餌に取り換えます。

ツボ巣を入れると、好んで中で眠る仔が多い為お勧めですが、メスの場合は1羽でも産卵する事が有り、ペア飼いなら繁殖の可能性があります。

様子を見ながらツボ巣を取り除くことも考えなければなりません。
また、玩具で遊ぶことは少ないので必要ないでしょう。

飼育のポイント1

穏やかで繊細、用心深い性格のキンカチョウは飼い主が構いすぎると疲れて体調を崩すことが有ります。
触れ合いを楽しむよりも可愛い様子を鑑賞する鳥とも言えます。

手乗りになって放鳥可能になっても、キンカチョウはとにかく小さい鳥なので、些細なアクシデントが命取りになる事があります。
絶対に目を離さず、危険が無いか確認して放鳥しましょう。

健康な成鳥の場合は温度は10度以下、35度以上にならないように気を付けます。
若鳥で初めての冬を迎える時は20度以上を保ってあげましょう。

また、下痢をしやすいので水分の多い果物を与えてはいけません。

病気では「ウイルス性羽毛疾患(PBFD)」を発症しやすく、若い(3歳くらいまで)仔がかかりやすいです。
症状としては羽毛の変形や脱毛ですが、死に至る疾患ですので早めに獣医に見てもらうようにしてください。

繁殖のリスクは?

温和な性格なので複数飼いが可能ですが雌雄を一緒にすると繁殖する事が有ります。

産卵はしても抱卵せず、ヒナ育ても苦手だと言われていますが、ペアによっては盛んに繁殖し上手に子育てできるペアも居ます。

結果、思った以上に羽数が増えて(ネズミ算ならずキンカ算と呼ばれています)飼育が困難な状態に陥ることもあるので、雌雄同居させる時は将来の計画が必要です。

※特に気にせずに雌雄ペアにしてしまう家庭も多いようです。
例外もあるということは覚えておいた方がいいかもしれません。

餌は何を食べる?

自然界では群れで移動しながら地面に落ちた草の種子や穀物を主食に昆虫なども食べています。

飼育下ではフィンチ用の皮つきシード、一番小さいサイズのペレットを主食に与え、青菜(小松菜や青梗菜)、ボレー粉、塩土などを与えます。
下痢をしやすい鳥なので果物を与えるなら少量にします。

水浴びが大好きなので飲み水は水浴びできないようにバナナ水入れを設置し、水浴び用に別の容器を置く事をお勧めします。

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手乗りにできる?

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手乗りにするならヒナからの挿し餌が必要です。

キンカチョウのヒナは手に入りにくいので親鳥から飼い始めて繁殖させるという方法が有りますが、ヒナは非常に小さく挿し餌は細心の注意が必要です。
クチバシもかなり小さいので、細い給餌器具があると重宝します。

なお、ペットショップではヒナを見つける事は難しいので、インターネットでキンカチョウを繁殖している人を見つけて尋ねてみるのも良いでしょう。

大きさ

体長:11cm
体重:15g前後

成長しても上記の大きさにしかなりません。
とにかく小さく、何をしても可愛く感じられます。

半面、些細なことが怪我や命の危険に繋がってしまうので、放鳥時は目を離さないようにしてください。

鳴き声

かなり個性的な鳴き声を出し「ニャー」「ミャー」「ニュー」等に聞こえます。
非常に可愛い鳴き声で、キンカチョウの魅力の一つに数えられることも多いです。

鳴き声の大きさも近所迷惑になるほどのものでは有りません。

価格

一般的に1000円から5000円の価格帯になります。
並キンカチョウ、白キンカチョウ、ブラックチーク、ペンギン、ライトバック、フォーンなど種類に応じても変わってきます。

最も一般的な並キンカチョウだと大半が2000円未満で、ブラックチークになると5000円を超えることも。
また、手乗り、一人餌かによっても値段は異なってきます。

ただ、基本はブリーダーからの購入になるので、種類によっては相場を大きく超えることもあります。

まとめ

小さくカラフルな色が愛らしいキンカチョウは機敏で引き締まった体を持ち、「山椒は小粒でピリリと辛い」という言葉にピッタリの鳥だと言えます。

身体や鳴き声も小さく、飼育もそこまで難しくないので、初めてフィンチを飼う場合にもオススメできます。

天敵のいない家庭内では10年以上生きることも珍しくなく、長い期間、共に暮らしてくれる鳥でもあります。

-キンカチョウ, フィンチ

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