コンゴウインコは人間並みの寿命!飼育には覚悟が必要?

2018/06/14

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今回、紹介しますコンゴウインコは動物園やテーマパークのバードショーなどでも見た方が多いと思います。

体重1.5キログラム、全長は1メートルにもなる大きな種類もおり、その迫力と鮮やかな色彩は一度見ると記憶から離れる事のないインパクトのある鳥です。

また、知能が高く一度覚えたことを忘れないとも言われ、インコの王様の風格十分な鳥とも言えます。

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コンゴウインコの生態

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南北アメリカ大陸で生息し、樹林帯(メキシコなどの中央アメリカ、南アメリカの熱帯雨林)で暮らしています。

ペアや複数で行動する社会性(集団性)が認められ、木の祠で繁殖します。
残念ながら、大多数の野生のコンゴウインコは絶滅に瀕していて、5種類は既に絶滅しているそうです。

どんな性格?

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比較的おとなしい方で、明るく陽気な性格のラテン系の鳥です。

人にも良くなつき、犬のようにスキンシップを好む仔も居ます。また、非常に頭が良いので躾が可能です。

反面、臆病で神経質な面もあるため、見知らぬ人には心を開きにくい事もありますが時間をかければ仲良くなれます。
賢いので握手やバイバイなどの簡単な芸も覚えます。

鳴き声

コンゴウインコの鳴き声は非常に大きく、雄叫びは数百メートル離れていても聞こえ、生息地では数キロ先からでも聞こえると言われていますので、マンションなどの住宅密集地で飼う時は防音対策が必ず必要です。

幸い、鳴く時間は限られ頻繁にうるさく鳴くという事は無く、夜は眠りますので夜中に飼い主の睡眠を妨げる事は有りません。また、個体によっては殆んど鳴かない仔も居るようです。

おしゃべり

おしゃべりやモノマネが得意で、電話のベルが鳴ると「もしもし」、出かける時に「バイバイ」などタイミングよくおしゃべりする仔も居ます。

飼育は難しい?

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体臭は少なく糞もそれ程臭くありませんが、食べこぼしが多く体が大きい分、汚れも多いので、毎日の掃除は必要です。
脂粉の量は多い方では有りません。

賢い鳥ほどストレスで毛引き症になりやすい一面もありますので、1日に1度はケージから出して一緒に遊び、目新しい玩具で遊ばせてあげるなど、ストレス解消の工夫をしましょう。

ケージは大きくて丈夫な、大型インコ用の最低60×60×110センチ程度のサイズが必要です。
長い尾羽が折れなくて、両方の翼を広げてもぶつからないようなケージが理想です。

ぎりぎりの大きさのケージでも、スタンドとの両方使いをすると、ストレスがたまりにくくなります。
止まり木は固くて丈夫な木(クヌギやケヤキ等)で太さは指が半周するぐらいの物がお勧めです。

エサ皿や水入れは壊れにくく重みのある陶器やアルミ製などがお勧めです。

丈夫な体を持っていますが寒すぎたり暑すぎたりは避け、ある程度の温度はキープして下さい。特に初めて迎える夏や冬は注意が必要です。

熱帯雨林の鳥なので水浴びが好きです。夏は大胆にシャワーをかけたり水桶での水浴びをさせたりすると喜んでくれます。水浴び後の日光浴で羽の色が美しく輝きます。

ヒナからの飼育が出来るなら噛みついた時の躾をして行きましょう。大きな声で叱るのではなく、即座にインコの顔に息を吹きかけたりケージ内に戻したりして根気よく躾けます。

放鳥時は多くの時間をスタンドで過ごす仔が多いようですが、好奇心旺盛なのでかみ砕かれて困るものは置かないようにして下さい。

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コンゴウインコの餌ですが、大型インコ用のミックスシード(殻付き)やペレットを主に与えながら、おやつにナッツ類(クルミ、落花生、ヒマワリの種など)を1日3粒位を手から与えると喜んでくれます。

その他は青菜、野菜、果物、塩土やボレー粉も与えましょう。

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種類

コンゴウインコはいくつかの種類に分かれています。

それぞれでサイズは違いますが、他種のインコに比べると、いずれも大きく賢いです。

ベニコンゴウインコ

日本で入手できるコンゴウインコでは最大の大きさです。
性格は穏やかで優しく、臆病だと言われています。

ルリコンゴウインコ

ベニコンゴウインコより一回り小さい(全長・約85センチ、体重・約900グラム~1.1キログラム)です。

コンゴウインコの中では飼育されることが最も多くなっています。
少しヤンチャで、よくお喋りします。

ヒメコンゴウインコ

中型のコンゴウインコ(全長・約50センチ、体重・約350~400グラム)です。全体は緑色ですが羽を広げると赤や青色のカラフルな羽が現れます。

性格は恥ずかしがり屋で、好きな人に対して一途な愛情を示すと言われています。

コミドリコンゴウインコ

一番小型のコンゴウインコ(全長・約30センチ、体重・約120~150グラム)です。

大型のコンゴウインコに比べれば鳴き声は小さいので集合住宅でも飼育可能な事や性格も良いため人気が有ります。

大きさ

体長と翼の長さがインコ最大級の鳥で、日本ではベニコンゴウインコが最大で、全長・約90センチ、体重・約1キログラム~1.3キログラム有ります。翼を広げると1メートルを超す個体も居ます。

価格

ベニコンゴウインコ・約85万円、ルリコンゴウインコ・約45万円、ヒメコンゴウインコ・約35万円、コミドリコンゴウインコ・約20万円。

何れも高価ですのでショップのセールなどを頻繁にチェックしての購入がお勧めです。
ただ、大型で飼育が困難、さらには寿命が極端に長いということもあって、需要が少なく、通常のペットショップにいることはかなり少ないと言われています。

寿命

寿命は長く、平均寿命は50年から60年
中には80年以上生きた個体も居るそうです。

大型故、他のインコと比べると、かなりの長寿となっています。

長寿が故の問題点

コンゴウインコをはじめオウムなどの大型インコは寿命が人間並みですので、飼われるときの覚悟が必要です。

飼い主が亡くなり保健所などに引き取られる場合も多く、終生飼養を全うするには飼い主の子供、友人、鳥仲間などに後を託す必要が出てきます。

その為には躾をしっかりしておき、次の飼い主とのコミュニケーションをはかっておく事も必要です。
賢い鳥だけに突然飼い主が変わるという事はかなりのストレスになります。

コンゴウインコの幸せな一生に責任を持てないようなら、飼うのは諦めた方が良いのかもしれません。

まとめ

終生飼養について厳しい事を書きましたが、注意点を守りながら愛情を持って育てれば充分に応えてくれます。

小型の種類と比べると、どうしても難しい部分は出てきますが、十分なスペースがあり、インコの飼育に慣れた方ならば問題なく飼うことができます。
半面、賢さからくる性格的な難しさはあるので、躾の重要性が問われるインコだと言えるかもしれません。

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-インコ, コンゴウインコ

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