小型のフクロウ、コキンメフクロウの飼育は難しい?飼育に必要なもの、餌、鳴き声はうるさい?


フクロウの中でも身体の小さいコキンメフクロウは、古代ギリシャでは「知恵の女神であり、アテネの守護女神パラス・アテナの従者」とされていました。

「ずんぐりむっくり」という言葉がぴったりな可愛い体型をしている割に目力は鋭く眉班が白いので、どことなく不満げな表情が一風変わったフクロウです。

今回はコキンメフクロウの生態や特徴、飼育は難しいか、鳴き声はうるさいか、エサは主に何を食べるのかなどの基本についてご紹介していきます。

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コキンメフクロウの生態・特徴

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<サイズ>
体長: 21~23㎝
体重: 105~260g
翼開長: 53~59㎝
メスはオスより大きい 

<寿命>
約15年

<生息地>
ヨーロッパから中国にかけて、北アフリカなどの開けた草原地帯、岩場、人里近くの果樹園に生息しています。

小さくずんぐりした身体に扁平な頭と意外に長い脚と翼が特徴的で、上下に波打つようにダイナミックに飛びます。

大きさの割にハンターとしても優秀で、主な獲物は無脊椎動物ですが、子ウサギや小さな鳥類を捕食することもあります。

日中にもよく姿を見せますが、もっとも狩りに動く時間は夕暮れ時で地中に棲む虫を引っ張り出そうとして後ろに転がる姿もしばしばみられます。

外見はふっくらとしたラインが特徴的で、小さな体に鋭い視線の強い目力が印象的です。

ボディは薄茶色の濃淡模様で、虹彩は黄色、胸面は班の連続が縦方向に流れ、WC(野外採取された個体)で輸入される色味の薄いタイプと、ヨーロッパ由来の濃淡が明瞭なタイプなどが流通しています。

コキンメフクロウの飼育は難しい?

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コキンメフクロウは活発で見ていて飽きませんが、攻撃的な一面を持っているので、複数羽の同居飼育には注意が必要です。

それだけでなく、神経質な性質も持ち合わせているので、ケージ飼いや放し飼いをする場合にも、必ず落ち着ける場所を作るようにしなければなりません。

夜行性ではありますが完全ではありません。
活発さが特徴的なコキンメフクロウは日中も活動していることが多く、飼育するにあたって楽しめるのですが、飼育は他のフクロウよりも多少難しいところがあります。

遊ばせすぎると体調不良の原因にもなるので、程よい管理下で放鳥時間とケージ時間のバランスを保つようにしましょう。

サイズは小さいですが、勢いがあるのでエサやりのときにはピンセットで与えるようにしてください。

ピンセットを丸ごと奥までくわえこもうとするところがあるので、コキンメフクロウの正面からではなく、ピンセットを横向きにして与えると誤飲事故が少なくなります。

ピンセットの先端は丸いもの、先が曲がっているタイプが良いでしょう。

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飼育に必要なもの

ここでは飼育に必要な基本のものご紹介しています。

ケージ

ある程度フクロウの動きを制限したい場合にはケージは必要不可欠です。
大きさは羽を広げられて多少動き回れるサイズが望ましいです。

体重計

体調をみるために重要な指標になるのが体重です。
小型種のコキンメフクロウはグラム単位の計測可能なキッチンスケールを使うと便利です・

ピンセット

一口サイズに切ったエサを与える時に使用します。

手で与えると、怪我の危険もあるので、面倒に感じるかもしれませんが、必ず使うようにしてください。

エサ入れ

置きエサにする場合に必要です。
フチに止まっても倒れない形状、重さのあるものにします。

水入れ

水浴びが好きなフクロウは成長し綿毛がなくなったころから水浴びを始めます。
羽を広げても入れるくらいの大きさの水入れが理想です。

運搬用ケージ

体調が悪くなった時や爪や口ばしのケアをショップで行うときに必要です。

鳴き声はうるさい?

コキンメフクロウはフクロウの中でも小型種になりますが、鳴き声の声量は大きくないものの、それなりに広範囲に響く鳴き声をしています。

求愛の季節、とくに春になるとオスは「グゥーーウェッ」と語尾の上がる高音で鳴くことがあります。

危険を感じたときには、その声はスピードアップしながら「キャンキャン」犬のように鳴くこともあります。

コキンメフクロウの声量は部屋全体にいきわたるような鳴き方をするので、都会やマンションの飼育環境ではどのような鳴き方をするのか、大きい声だとどのぐらいの大きさになるのかを、飼育する前の段階で確認しておく必要があります。

場合によっては、防音カーテンにしたり、飼育部屋の壁に防音壁を取り付けるなどの防音対策が必要です。

餌は何を食べる?

コキンメフクロウは、甲虫やバッタなどの昆虫類を主として小型の爬虫類やカエル、ミミズ、小型の哺乳類、鳥類などを食べます。

飼育下ではペットショップや業者による冷凍マウスやウズラ、ヒヨコを与えるケースが多いですが1種類では栄養が偏り体調を崩すことがあります。

動物病院やショップなどすぐに相談できるところがあると安心です。

水分はエサから得る水分で足りるようですが、エサを与えるときには水分を少し含ませ与えるといいでしょう。

まとめ

沢山の種類のフクロウの中でも、コキンメフクロウは小さくずんぐりとした体形が可愛らしいので一見すると飼いやすそうに見えますが、活発で攻撃的な一面もあります。

また神経質なところもあるので初心者向きのフクロウでは決してありません。

見た目だけの判断は注意が必要なので飼い方をよく考えて自分のライフスタイルにあったフクロウ選びが大切です。
飼う際には、近くに猛禽類を得意とする動物病院やペットショップがあるのが望ましいでしょう。

-コキンメフクロウ

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