メガネザルはペットとして飼える?身体の大きさ、寿命、価格は?

2018/06/12

Tarsier monkey in Cebu, Philippines- Tarsius Syrichta
小さな体にまるで眼鏡のような大きな目が特徴的な「メガネザル」。

その可愛らしい風貌から、ペットとして飼いたい!と思っている人も多いことでしょう。

しかし、普通のペットショップではまず見かけないですし、そもそも飼うことはできるのでしょうか?

そこで今回は、そんなメガネザルの飼育について、まとめていきたいと思います。

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メガネザルの基本生態

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メガネザルの主な生息地は東南アジア周辺。
サルの中でも最も体が小さい種です。

基本的には夜行性であり、まるでメガネのような大きな目のおかげで暗闇でもよくものが見えます。

しかし、日中は逆にまぶしすぎるので、ほぼ寝ています。

目は顔の大部分を占めており、その大きさは脳と同じくらい。
ただし、大きすぎるせいで眼球自体はほとんど動かすことができません。

それでは視野が狭くなるのでは…と思いきや、目の代わりに首を180度回転させることができるので、真後ろまで見ることが可能になっています。

また、メガネザルは跳躍力に優れ、野生下では枝から枝へ飛び移って移動します。

跳躍距離は体長の25倍にもなると言われており、身体能力の高さが伺えますね。
さらには聴力も優れており、物音を感知して昆虫を捕まえます。

樹上性なのでそれに適した体の造りになっており、手には鋭い爪と円盤状の膨らみ、そして長い尾を使い、器用に枝にぶら下がります。
生まれたての子供も、すぐに自力でぶら下がることができるようになっているので、落ちる心配もありません。

飼育は難しい?環境は?

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メガネザルの飼育は、他の小動物よりもかなり難易度が高いです。

その理由として、メガネザルはストレスに弱いことが挙げられます。

人間の手による飼育というのはメガネザルにとって大きなストレスとなるので、細心の注意を払わなければいけません。

どれほど注意していても、やはり野生の暮らしよりもストレスが溜まることは確実で、飼育下で長生きさせることは難しいのだとか。
現在国内では、専門家の手により一部の動物園でのみ飼育されているのが現状のようです。

飼育以前に入手が困難

飼育自体の難しさもさることながら、入手も非常に困難とされています。

現在野生の個体の数が減少していることから輸出が禁止されており、国内ではほとんど流通していません。

ごく稀に国内で繁殖した個体が流通することもあるようですが、万が一手に入れられる機会があったとしても、その値段はかなりの高額。
数十万~100万円は覚悟しておかなければなりません。

飼育時に気を付けたいこと

メガネザルは一般的なペットとしてはほぼ流通していないので、飼育方法についてもあまり知られていません。

そもそもペットに向いていない動物なので、「これが正解」といった飼育方法があるわけではないのです。

しかし、前述したように非常にストレスに弱い生き物なため、物音、明るさ、温度、食事など様々な点において細かく気を付けなければならないでしょう。

もしも入手できる機会があったなら、動物園などの専門家に飼育について尋ねるのが一番の方法です。
通常の動物病院では診察できないことがほとんどだと思いますので、何かあった時にすぐに診てもらえる病院も探しておかなければなりません。

食性は肉食で、餌は主に生きた昆虫。
カマキリ、バッタ、コオロギ、ミルワームなどです。

果物などを食べることも絶対に無いわけではないようですが、ほぼ食べません。
もし飼育するとなれば、餌に抵抗を示す人も多いでしょう。

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メガネザルってどんな性格?

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性格はとてもデリケートで、ストレスに弱いです。
人間に構われることもストレスの大きな要因なので、懐くということはほぼないでしょう。
逆に人間に襲い掛かるようなこともなく、同じメガネザル同士においてもあまり対立することはないようです。

身体の大きさ

体長は約10cm~15㎝、体重は約100gほどと極小。
手のひらですっぽりと包み込めるサイズです。

寿命

寿命は約10~15年。
しかしストレスで弱ってしまうことも多いため、環境によって寿命は大きく左右されるようです。

まとめ

メガネザルはペットとして飼育するには、あらゆる意味で難易度の高い動物だということがわかりました。

メガネザルにとっては、どんなに良い環境を整えようとも、自然下でのびのびと生きるほうが幸せなのかもしれません。

もしも動物園でメガネザルを見かけることがあっても、決して驚かせたりしないようにしましょうね。

-メガネザル,

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