猿の飼育は難しいって本当?気を付けたい4つのポイント

2018/06/21

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頭がよくて芸達者な猿はペットとして飼育することができます。

猿と共に過ごすことで、犬や猫とはまた違った日々を送ることができそうです。

実際にペットとして猿を選ぶ方が増えつつあり、ペットショップで猿の飼育セットが販売されているというのも珍しくなくなってきました。

しかし、犬や猫と違って飼育が難しい部分があるのも事実。
中には「猿の飼育は簡単」と紹介されることもありますが、現実はそう容易ではありません。

今回は飼育する際に注意すべきポイントなどをまとめてみたので、参考にしていただければと思います。

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猿の飼育は難しい

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結論からいうと、猿の飼育は決して簡単ではありません。

猿は賢く人間のいうことをよく聞くという姿がテレビ等で見ることができますが、それはあくまで調教された猿だから。
猿は犬や猫に比べてペットとしての歴史が浅く、まだまだ野性味の強い動物でもあります。

そのため、完全に人間に馴らすというのも難しく、素人が半端な気持ちで手を出せるものではないということを頭に入れておかなければなりません。

その他にも飼育に関する情報の少なさなどから、戸惑ってしまうことも多いでしょう。
猿を飼育しようと思っているのなら、それなりの知識と準備が必要になってきます。

賢さが逆にネックに

「猿は賢いから、躾も楽そうだし飼うのも簡単そう!」と思っている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

賢いがゆえに、単純に人間の思惑通りには行動してくれないことが多々あります。

驚くような方法でケージから脱走したり、いたずらをしたり。

猿は本来群れの中で階級を意識して暮らす動物なので、飼い主との力関係が崩れると、言うことを一切、聞かなくなったりします。

「観光地で、猿が観光客を襲って食べ物を奪う」という行為も、高い知能が悪い方向へいってしまった結果です。

常に飼い主である人間との知恵比べのような形で接する必要があるということを覚えておいてください。

飼育にかかる費用

猿は生体価格が高いのはもちろん、設備にもお金がかかります。

それは初期費用のみならず、温度を保つための冷暖房費用(電気代)、エサ代、壊してしまう巣箱等の設備の交換費用など、飼育し続ける限り発生する費用がたくさんあります。

特に、犬や猫などのメジャーなペットに比べて、医療費が多くかかる可能性があることを覚悟しておいてください。
近場に猿を診てくれる動物病院がない場合も多く、病院へ行くための交通費なども考慮しなければなりません。

習性

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猿の習性の一つに、階級社会のある群れで暮らすというものがあります。

先ほども少し触れましたが、小さいうちに飼い主との力関係をしっかりと覚えさせておかないと、言うことを聞かないばかりか飼い主に対して攻撃的になったりもします。

特に小さな子供がいる場合は、格下と認識して攻撃を仕掛けることがあるので要注意です。
また、群れで暮らす習性があるということは、単独飼育よりも複数飼育が向いています。

しかし、一般家庭では一匹飼うのが精一杯ということも多いでしょう。
ですので、パートナーである飼い主がしっかりと構ってあげる必要があります。

長期間家を空けたりする人には向いていません。

そしてもう一つ、種類によって程度は様々ですが、基本的に猿は噛みます

いくら噛まないように躾けても、ある日突然噛みついたりもします。

こればかりは習性というか本能のようなものなので仕方がありません。
知能が高く急所を捉えるのもうまいので、指先や鼻先など特に痛い場所を狙ってくるので要注意。

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猿は人間と同じ霊長類ですし、人間と同じような食べ物も食べるし、欲しがります。
しかし、人間のごはんを猿に与えるのは良くありません。

特に、味付けをしたものなどは体を壊してしまう原因にもなります。

欲しがるからと言って、むやみに与えないようにしましょう。
基本的にはモンキーフードなど猿専用の餌や、野菜や果物など調理していないものを与えてください。

ペットよりもパートナーとして

猿はとても賢く人間に近い生き物なので、飼い主に従順なペットというイメージとは少し違います。

同じ家に住む家族として、一緒に生活を送る対等なパートナーという認識でいたほうが、飼い主にとっても猿にとっても良いです。
もちろん一緒に生活する上での力関係や躾は必要ですけどね。

まとめ

猿の賢くて躾けやすいというイメージは、一旦捨てておきましょう。

トイレの躾も出来ませんし、食べ方などもイヌやネコよりもよっぽど汚く食い散らかしたり、ひどいと投げ捨てたりすることもあります。

他のペットにはない魅力がいくつもある猿ですが、飼育する以上、大変さというのはまず頭に入れておくべき事でもあります。

「こんなはずじゃなかった!」とならないように、猿の習性や気を付けるべきポイントについて、しっかりと頭に入れておいてください。
飼育を検討するのはそれからでも遅くはありません。

下記も併せてご覧ください。
関連:ペットとして飼える人気の猿4種類!飼育、しつけは難しい?
※今回は大変さという部分に焦点を当てましたが、猿ならではの魅力も沢山あります。

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