ペットとして飼える人気の猿6種類!飼育、しつけは難しい?

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近年、ペットとして猿を飼う方が増えています。

見た目、コミカルな動き、賢さ、豊かな表情と、猿の魅力は本当に様々ですし、各種ごとで動物としての性質が大きく異なるというのも猿ならでは。

犬や猫と比べて飼育は難しい部分がありますが、いずれの種類も魅力は沢山あります。
今回はそれらの中でもペットとして人気の猿の種類を紹介していきたいと思います。

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人気の猿を6種類紹介

ペットとして飼うことのできる猿の中でも特に人気があるのは、いずれも飼いやすい小さな種類です。

・コモンマーモセット
・ピグミーマーモセット
・スローロリス
・ショウガラゴ
・リスザル
・ショウガラゴ

一般的な猿のイメージとは少し違ったものになるかもしれませんが、いずれも猿ならではの特性は十分に備わっています。

[追記]

稀に動物園で見るような大きな猿を飼っている人がテレビ番組等で紹介されていますが、そのような子を飼育するには十分な広さ、常に面倒がみられる、しつけを行うにあたっての信頼関係といった条件が必須となり、一般家庭で飼うのは現実的ではありません。

人気のペット猿1:コモンマーモセット

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コモンマーモセットは猿の中でも温和な性格でペットとして最も人気があります。

原産国は南米で雑食性のため、果物から昆虫までなんでも食べます。
餌は手で持って食べるので、りんごなどを与える際には食べやすい大きさに小さく切って与える必要があります。

猿用のペレットもオススメですが、ない場合はドッグフードでも代用できます。

コモンマーモセットの場合、樹上で生活するため、飼う際には止まり木を用意してあげてください。
また、寒がりなので、小動物用のヒーター等で室温を一定にする工夫が必要です。

関連記事:コモンマーモセットの飼育方法~性格、餌、寿命は?どこで販売されてる?

コモンマーモセットの身体の大きさ

体長:16cm~21cm
体重:約240~300g

寿命

寿命は10~15年。

人気のペット猿2:ピグミーマーモセット

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猿の中でもとても小さな体で、体長がわずか11cm~15cmほどしかないピグミーマーモセット

上記で紹介したコモンマーモセットの小型版と捉えられがちですが、特徴、飼育方法は大きく異なります

雑食性で昆虫も果物も食べます。
口が小さいためかなり細かく切るという手間がかかるのですが、モンキーフードで代用できます。

飼育の際に気を付けなければならないのが紫外線量が足りないと、ビタミンD欠乏や代謝以上から生じる病気にかかりやすくなるということ。
飼育には紫外線ライトが必須となります。

関連記事:ピグミーマーモセットはペットとして飼える?性格、身体の大きさ、販売価格

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ピグミーマーモセットの身体の大きさ

体長:11cm~15cm
体重:約100g前後

以前までは世界最小の猿として知られていたピグミーマーモセットですが、1998年にピグミーネズミキツネザルが再発見されたことで、その座を明け渡すことになりました。

寿命

ピグミーマーモセットの寿命は12年前後。

犬などの場合、小型な方が寿命が長い傾向がありますが、ピグミーマーモセットに関しては身体は小さいですが、他の種類と比べて短くなっています。

人気のペット猿3:スローロリス

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スローロリスは原産国は東南アジア、小型ザルの中では少し大きめな、体長26.5cm~38cmの猿。
クリクリとした大きな目に、スローモーションでゆったりとした動きがスローロリスならではの特徴です。

走ったりジャンプしたりできないので、普段は竹林や森林で動かずひっそりとしています。

長い尾がなく、木から木へ飛び移ったりすることもありませんし、動きが少ないので一般的な猿に比べると飼育しやすいといえます。

しかし、絶滅危惧種に指定されているので、販売は日本で繁殖された個体という証明書がついた個体のみ
価格も最低でも50万円前後と非常に高価というのも手伝って飼育するまでのハードルが高くなっています。

関連記事:ペットとして人気の猿、スローロリスの飼育方法!性格、価格、飼育に必要な物

スローロリスの身体の大きさ

体長:26.5cm~38cm
体重:約1kg前後

寿命

10~20年と幅広いが、飼育下よりも野生の方が長生きとされています。
このあたり、スローロリスをペットとして飼うにあたってのノウハウが乏しいとも言えるかもしれません。

人気のペット猿4:ショウガラゴ

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ショウガラゴは主にアフリカのジャングルや河川に生息している猿。
夜行性で日中は大人しいことが多いです。

スローロリスとは逆に動きは俊敏で、枝から枝にジャンプして移動します。
生息地では、集団行動をしていることからも社会性を持ち、ペットとしても向いているといえます。

運動量が豊富で、定期的に運動させる必要がありますが、3メートルほどジャンプすることがあるので注意が必要です。

ただ、このショウガラゴの場合、寒さに弱く適正温度が30度ほどとかなり高いので、ペットヒーター等で意図的に室温を上げる必要があります。

特に冬場は注意してください。

関連記事:ショウガラゴの飼育方法とは?性格、大きさ、寿命、価格は?

ショウガラゴの身体の大きさ

体長:10cm~20cm
体重:約100~250g

寿命

寿命は10~13年と平均よりも短め。

実際に飼育していた方のブログ等では15年生きたという報告もあります。

人気のペット猿4:リスザル

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動物園でもおなじみのリスザルはペットとしても人気があります。

高い社会性と知能で、飼い主とも密にコミュニケーションを取ることができ、飼っていて飽きることのない猿でもあります。

また、人懐っこく、飼い主と関わろうとする意識が強いので、共に過ごすにあたって、しっかりと相手してあげられるかどうかが飼育の決め手となります。

また、リスザルは非常に運動量が豊富なので、少なくとも家中を動き回れる程の居住空間は欲しいところです。

リスザルの身体の大きさ

体長:約30cm~40cm
体重:約0.5~1.0kg

猿の中では小さめですが、扱いが難しいというほどではありません。
大きさの割に非常に活発で、常に家中を動き回っている印象があります。

寿命

寿命はおよそ10~15年になります。
飼育下、自然下であっても寿命の違いはそこまでありません。

ですが、長生きしてもらうためには、買い揃えなければならない物がいくつもあります。
特に用意すべきなのが紫外線ライトです。

リスザルは日光や紫外線を浴びることができないと、ビタミンDが不足し、それによってクル病という病気を引き起こしてしまいます。

頻繁に散歩に連れて行けたり、日当たりの良い場所にケージを置ければ問題ないのですが、それが適わない場合は早い段階で用意してあげてください。

人気のペット猿5:メガネザル

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メガネザルは東南アジア出身の猿の中でも最も小さい種で、顔の半分を占めるほど大きな目と愛らしい姿は見る者を癒してくれます。

日本国内でもペットとして飼われていますが、今回、紹介している猿の中では最も飼うのが難しいとされています。

まず、このメガネザルは他の猿と比べても、かなりデリケートでストレスを溜めこみやすいところがあります。

あらゆる部分に気を配り、出来る限り自然下と同じような環境作りがしてあげたいところです。

他にも、夜行性のため、飼い主の暮らしに支障をきたすことがあったり、食性が肉食で昆虫などの餌を用意してあげる必要があったりと、飼育のハードルはかなり高くなります。

ペットとして飼う場合は、細心の注意を払い、それを数年以上、続けられるかが一つのポイントとなります。

メガネザルの身体の大きさ

体長:10cm~15cm
体重:約100g

数字で見ても分かるとおり、かなり小さいです。
人間の手で包めるサイズで、扱う際はかなりの神経を使います。

寿命

メガネザルの寿命ですが、一般的に10~15年となっていますが、これはあくまで自然下の個体の話。

本来、人間の手によって飼われる生き物は自然下よりも長生きするとされています。

外敵に襲われる心配がなく、餌に困ることもない家の中での生活は、ストレスを大きく軽減してくれます。

ですが、このメガネザルに関しては、あまりにもデリケートでストレスに弱いため、人間による飼育によって本来よりも短命になるとされています。

猿を飼う難しさ

猿は人間と同じく社会的な生き物で、注意を払って飼育する必要があるということをまず頭に入れておいてください。

犬や猫のように留守番をすることが困難で、小さな子どもと同じように、かまってあげる時間がないと寂しい思いをさせてしまうことになります。

結果として病気になってしまったり、お互いの信頼関係が崩れることもあるので、一日中、仕事で家を空けるような一人暮らしの方には向いていません。

また、運動量も豊富で広いスペースが必要となります。

留守中、小さなケージに閉じ込めたままというわけにはいかないですし、ケージから出しておくにしても暇つぶしでイタズラをしたり、行動範囲の広さ故、飼い主がいないと何をしでかすか分かりません。

さらに、犬や猫のようなメジャーなペットとは違い、診てくれる獣医師は少なく、近くに猿を診察・治療してくれる動物病院があるかどうかも重要なポイントになってきます。

猿はしつけができない

一般的なペットである犬や猫とは違い、猿は主人のしつけに従うことはあまり得意ではありません。

これは赤ちゃんの頃から飼育していたとしても同様で、動物として性質のようなものでもあります。

また、猿というのは好奇心が非常に旺盛で、自由きままに動き回りますし、トイレにしてもしてほしい場所にしてくれる個体はほとんどいません。

しつけで言い聞かせるというよりも、してしまったことに対して飼い主としてしっかりと対応できるか?

猿を飼育するにはここが最重要ポイントかもしれません。

さいごに

ここまで聞くと、ペットとして迎えることに不安を抱くかもしれませんが、猿は人間と同じような感情を持つ傾向があります。

私たちは人を好きになったり、嫉妬や妬みといった感情を持ったりしますが、それと同じように猿も感情を持つものです。

相手によって好き嫌いがはっきりし、好きになった相手には強い絆を持つようになります。
飼育が難しい部分は確かにありますが、きちんと愛情をもって接すれば、猿はあなたの最愛のパートナーとなるはずです。

関連記事:猿の飼育は難しいって本当?気を付けたい4つのポイント

-コモンマーモセット, ショウガラゴ, スローロリス, ピグミーマーモセット, メガネザル, リスザル,

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