人気No1のセキセイインコの飼育方法~性格、餌、寿命は?

2018/06/12

Little Cute Budgerigar, Budgie, Bird
セキセイインコといえばインコの代表種の一つ。

世間一般の人たちが『インコ』という言葉を聞いて最初にイメージするのがセキセイインコと言ってもいいぐらい知られた種でもあります。
日本人にとって大変身近で代表的なインコでもありますが、今回はそんなセキセイインコの魅力について触れていきたいと思います。

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セキセイインコの生態

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セキセイインコはオウム目インコ科セキセイインコ属に分類されています。

オーストラリアの内陸部に分布し、乾燥地帯の原野で大小様々な群れで行動していて、時に数千羽を超す群れで飛んでいることもあるほど。

草食性で主に地上に生える植物の種子や木の実や木の芽などを食べ、日差しの強い日中は日陰で暑さを避け、涼しい朝夕に採食や水を飲むために群れで動き出します。

オーストラリアの決まった場所に決まった時期に行けば、必ずセキセイインコを見ることが出来るわけではなく、居場所が全く決まっていない不規則な行動をする放浪型の野鳥としても知られています。

ヒナの時は雌雄の判別は難しいですが、成鳥になるとオスは嘴の根元部分の『ろうまく』が鮮やかな青色になり、メスは肌色のように薄い色になるので判別が可能です。

和名の語源は背面が黄色と青色の為『背黄青鸚哥』(セキセイインコ)と命名されましたが、現在では多くのバリエーションのカラフルな色が作り出され、手ごろな価格と飼育しやすさも相まって大変人気のあるコンパニオンバードとなっています。

飼育のポイント

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ヒナから育てる

セキセイインコの場合は比較的挿し餌が容易で育てやすいために、ヒナから飼育されることが多いです。

挿し餌からの飼育に自信が無い人はペットショップで一人餌になるまで育ててもらえるかどうか尋ねてみましょう。
もし駄目ならヒナの育て方をしっかり学んでから購入してください。

成鳥になれば丈夫なセキセイインコですがヒナから育てるとなると、やはり慎重さが問われます。

ヒナ購入時のポイント

知名度、人気が抜群のセキセイインコは複数羽のヒナが店頭にいるので、それぞれを比べてみてください。

好みの色に目が行きがちですが、他にも目がパッチリと見開いて元気か、手のひらに乗せたらズッシリとした重みを感じるか、肛門が汚れていないか、羽がそろっているか等しっかりチェックして健康なヒナを選びましょう。

挿し餌はペットショップで与えている餌(粟玉・パウダーフードなど)を与えます。

挿し餌は毎日少しずつ一人餌になるように変化させていきますので、連れ帰る時点で一日何回、何時ごろにどの位の量を与えているかなどの挿し餌の仕方や注意事項を教えてもらいましょう。

ヒナを連れ帰ったら、朝の挿し餌前の同じ時間に毎日体重を測り(キッチンスケールが便利です)順調に成長しているか数字で確認します。

体の不調を訴えられない鳥にとって体重測定は重要です。
飼い主が鳥を手に乗せた時に軽いな?と感じた時は殆んど手遅れの状態です。

健康な時の体重を把握しておいてください。

ヒナを連れて帰る前に必ず鳥を診てもらえる動物病院を探しておき、連れ帰ったら健康診断をしてもらうと安心です。

保温

ヒナ飼育の適温は28度~30度位ですが、ショップ内では複数のヒナ同志で集まって温め合っている事が多く、連れて帰って一羽になってしまうと寒さで体力が落ちてしまう事が多いです

鳥の体温は40度近くと高いため、元気が無いようならまず室温を上げて温めてあげます。

ヒーターをケージ内に入れ、寒そうならケージの周囲を布などで囲いますが、暑すぎる場合に退避出来るようにヒーターから離れた涼しい場所も作っておきます。

初めての冬越しは保温に気を付け、成鳥になったら20度~25度(健康なら15度程度の室温でも大丈夫です)、老鳥になったら25度~28度位が適温でしょう。
ただし体調が悪い時は30度以上で保温します。

日光浴も大切ですが、窓ガラス越しの日差しではなく直接太陽を浴びることが必要です。
布などをかけて3分の1位日陰(暑すぎる時に避難できるよう)にしたケージを日の当たる所に出し1日10分程度の日光浴をさせます。

難しいようなら太陽光ライト(スパイラルライト等)を使うのも一つの手です。

飼育用品

ヒナから購入した時は虫を入れるプラスチックケースが便利です。
止まり木に止まれるようになったら下段に止まり木を取り付けたケージに移します。

※ヒナの時に使っていたプラケースは病院に連れて行くときなどに便利なので、移し変えた後も保管しておくと良いでしょう。

しっかり止まり木に止まれるようになったら上下2本にするといったように段階を踏んでいってください。
止まり木の太さは直径1センチ~1.5センチ位が良いでしょう。

ケージは底面積が35センチ四方以上、高さは40センチ以上のものを選び、前面が大きく開く手乗りタイプがお勧めです。
素材は塗装されていないステンレス製かアルミ製が良いです。

繁殖を予定されているなら巣箱をケージ内に入れても十分な広さが有るものを選びます。

水やエサ入れは糞が入らない場所に置きます。

セキセイインコの嘴の破壊力はそこまで強くないのでプラスチック製でも良いですが、予備の入れ物を用意して定期的にキッチンハイターで消毒してぬめりが付かないようにします。

玩具は何種類か用意してローテーションすると飽きずに喜んで遊んでくれます。
手作りもお勧めですが危険の無いよう(足指などが挟まらない。齧っても大丈夫など)注意してください。

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性格

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セキセイインコの性格ですが、人懐っこく、好奇心が旺盛で自由で気まぐれな所が有ります。

オスの呼び鳴きはメスより激しいと言われています。
縄張り意識もメスより強く発情期には攻撃的になる個体もおり、飼育しやすいさという面ではメスの方を選んだ方がいいかもしれません。

メスは大人しくマイペースで飼い主とのコミュニケーションもオスより淡泊だと言われていますが、育った環境や慣れ具合で異なります。

飼い主になつく?

ヒナの時から毎日頻繁に優しく声かけしながら接し、手を怖がらないように餌を手から与える等して手を好きになってもらいます。

放鳥した後、ケージに入るのを嫌がる仔が多く、無理やり捕まえようとすると手を嫌いになりますので、放鳥時は餌を与えず空腹になるようにして、好物の粟の穂等をケージ内に入れておき、自主的にケージに入るように促します。

毎日の放鳥時間帯を決め、放鳥の長さも一定にし、危険の無いように目を離さず遊んであげるとインコの気持ちは落ち着き、飼い主との信頼関係も出来、べた慣れになってくれるでしょう。

ただし、べた慣れになり過ぎて後追いされているのに飼い主が気づかず踏んでしまう事故が起こっていますので注意しましょう。

個体差は有りますがオスの方が飼い主にかまって欲しいという要求が強いと言われていますが触れ合いの頻度によって変わってきます。

おしゃべりは得意?

『お父さん、おはよう』『ピーちゃん』などのお喋りが出来ます。

数年前ですがセキセイインコのオス(ピーコ)が逃げて同じ市内に住む方に保護され、電話番号のような数字をお喋りするので電話してみた所、飼い主が見つかったというニュースがテレビで流れていました。

また、住所を話し無事に飼い主の元に帰ったという事例もあります。

言葉を覚えてもらうには個体差や性別(オスのほうがよく喋ります)は有りますが、飼い主との絆が深く、状況に合った言葉(朝はおはよう、夜はおやすみ等)を毎日繰り返し、根気よく楽しく話しかけていれば突然お喋りが始まります。
(インコは誰も居ないところで覚えた言葉をひっそりと練習している時があるとも言われています)。

鳴き声

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ピュロロロ、ピッ、チッチッ、ギャッギャッなど色々な鳴き声をします。

ピーピという呼び鳴きはインコの中では大きくありませんが甲高いのでよく聞こえます。
静かにしてほしい時はケージに布を被せ暗くすると効果があります。

色の種類

ノーマル
野生の原種の色はグリーンで縞模様があります。オーストラリアで見る色は殆んど緑色です。

ノーマル(青)
日本では青もノーマルの色に入っています。

オパーリン
頭から背中にかけての縞模様がありません。

パイド
背中や翼に斑状の模様があります。

ルチノー
全身黄色で赤目。

アルビノ
全身白色で赤目。

ハルクイン
縞模様が消え去り斑点模様になりました。お腹から下の部分に鮮やかな色(青色など)が入っています。

ファロー
メラニン色素が減った色変わりで全体的に明るい色で赤目で、常染色体劣性遺伝です。

レインボー
ブルー系を基調にした体色で、頭の色は異なる系統の色(黄色)が出ています。

スパングル
羽の縞模様が細い縁取りのようになっていて、語源はスパンコールの飾りです。

ウイング
背中と肩部の模様が薄くなっています。

多くのブリーダーが色変わりの繁殖を試みて非常に多くの美しい色や模様のセキセイインコが誕生しています。
色種と模様との組み合わせを含めると何千種にもなります。

変わった種類は羽衣セキセイインコで、頭頂部に梵天と呼ばれる羽と背中に背巻きという巻き羽があります。
突然変異から生まれ、その後の品種固定は日本人が成功したとされているインコです。

また、セキセイインコに改良を加えて作り出されたジャンボセキセイインコは、その名の通りセキセイインコを大きくした種で、普通のインコと並ぶと倍近くの大きさに見えます。

大きいせいか人相(鳥相)もオジサンぽくオットリした印象を受けます。

穀物の種子を主体にした皮つきシード(ショップでセキセイインコの餌として販売有り)、総合栄養食のペレットなどを与えます。

シード食は好きなシードしか食べずに栄養が偏る危険が有り、ペレットは食の楽しさを味わえず食いつきが悪いことが難点です。
食べる様子を観察してシードとペレットの併用も試してみてください。

皮つきシードは皮だけが容器に残り、シードが残っていると勘違いされる事があり、実際は食べる餌が無くなっている事も有りますので毎日の餌交換を習慣にしてください。
他には塩土、カットルボーン、青菜などもオススメです。

値段

ヒナですと2,000円~3,000円で、珍しい色変わりだと高価になっていきます。
羽衣セキセイインコやジャンボセキセイインコになると割高になります。

寿命

約8~10年が平均寿命ですが10年以上生きた子もいます。

セキセイインコに限らず、飼い主がいかに丁寧な飼育できるかによって寿命の長さは変わってきます。

まとめ

初めてヒナからインコを育てたい人に、ペットショップのスタッフがお勧めするのはセキセイインコではないでしょうか?
食欲旺盛で元気が有って挿し餌が他のインコに比べ容易です。値段も手ごろですし小さいサイズも魅力です。

でも簡単に安価に手に入ったせいで体調が悪そうな時に病院に連れていくことを躊躇する飼い主が多いことも否めません。

縁のあった可愛い小さな命が生涯を全うできるように大切にしてあげてください。
小さな体の何百倍の楽しみや喜びを一緒に楽しんでください。

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