シマリスは飼いやすい?飼育の際の4つの注意点

2017/09/19

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大きくつぶらな瞳や、小さくてちょこまかとした動きがとても可愛いシマリス。

ペットとして飼ってみたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし犬や猫ほどポピュラーなペットではない為、シマリスの生態や飼い方等の情報はあまり耳に入りませんね。
ペットとして迎え入れる前に、きちんとした知識を頭に入れておきましょう。

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シマリスは性格的になつく?

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シマリスは比較的穏やかな性格だと言われることも多いのですが、実は個体による性格差がとても大きいのです。

大人しく人懐っこい個体、臆病で警戒心の強い個体、好奇心旺盛でやんちゃな個体、と性格は本当に様々。
しかし頭は良いので、根気強くコミュニケーションをとり続けることで、大抵の個体はある程度懐くようになります。

シマリスの性格などの基本的なことに関してはこちらもご覧ください。

関連:シマリスの飼い方は難しい?性格、価格、餌は何を食べる?

飼育する際の注意点

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シマリスは一般的には飼育が難しい動物と言われていますが、注意すべき部分に気を付けることができれば、決して飼えない動物ではありません。

ただ、問題はその注意すべき内容で、シマリスという生き物に関する知識を持ち合わせていないと、最低限の世話さえままならないことがあります。

ということで以下では特に注意すべき4つの点をまとめました。

温度、湿度調整

元々シマリスは寒い地方に暮らす動物ですので、日本の高温多湿な気候は苦手です。

梅雨時期から夏にかけては、エアコンの除湿機能などを利用して快適な湿度を保ってあげてください。

適正温度は20~25℃程度。

飼育するゲージの置き場所は直射日光のあたる場所は避け、暑い時期には冷却シートやクーラーなどを活用し、気温を下げてあげましょう。

そして一番注意が必要なのが冬です。
冬の温度はシマリスの冬眠に深く関わっており、温度によってシマリスの体に大きな影響を及ぼします。

詳しくは次で記します。

冬眠

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シマリスは冬眠をする動物です。
これは野生のシマリスに限らず、飼育下でも冬眠する個体としない個体がいます。

しかし飼育下においては、冬眠をさせる・させないには賛否両論あることを知っておいてください。

冬眠をさせないほうが良い理由

冬眠をさせないほうが良い理由一つに、一般的な住宅ではシマリスの冬眠に最適な環境を作りづらいというのが挙げられます。

シマリス専用の部屋などがある場合は別ですが、部屋の暖房による温度差は冬眠中のシマリスの体力を逆に奪ってしまいます。

かといって気温が5℃を下回ると、冬眠中とはいえ寒さに耐えきれずに死んでしまいます。
この温度管理が大変難しいのです。

ですので、冬眠をさせない場合には、常に温度を20度以上に保ち、できるだけ日光を浴びさせるようにしましょう。

冬眠をさせたほうが良い理由

対して、冬眠をさせない方が良いとされる理由ですが、冬眠はシマリスの本能ですので、下手に妨げないほうが丈夫で長生きをすると言われています。

もし冬眠させることを決めたなら、次の点に注意してください。

2~3日に一回は食事や排せつをするので、餌は常に新鮮なものを用意しておくこと。

上記のように、あまりに気温が下がりすぎる場合は注意しつつ、理由もなく起こしたり、心配だからと言って急激に温めたりはしないこと。

以上のように、冬眠にはメリット・デメリットの両方があります。
自身の飼育スキルとシマリスの体調などをよく考慮して、冬眠させるかさせないかを決めてください。

冬眠をさせる、させないにしろ、はっきりと明確にして、決めたらやり通すということを頭に入れておいてください。

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運動量の確保

シマリスはとても運動量の多い動物です。

飼育下においてもきちんと運動をさせてあげないと、体力が落ちたりストレスが溜まってしまいます。

ケージはできるだけ高さのあるものを選び(1m以上が望ましい)、木の枝などを設置して昇り降りができるようにしてあげましょう。

ケージから出して部屋の中で遊ばせてあげるのも良いです。

しかし、シマリスは好奇心旺盛で動きも素早いので、危険なものはあらかじめ避けておき、部屋から脱走しないように注意する必要があります。

タイガー期に注意!

シマリスは秋ごろから冬にかけて、タイガー期と呼ばれる非常に攻撃的になる時期に突入します。

理由は諸説ありますが、冬眠に向けての餌を確保するため、自分以外のものを排除しようとするからだと言われています。

タイガー期の間は、どんなによく懐いている個体でも噛みついたりするので油断は禁物。

むしろ良く懐いた個体の方が、人への警戒心がない分ひどく狂暴化することもあります。

タイガー期に入ったら、最小限のお世話以外はむやみに構わないようにしましょう。
大抵、春先には元の大人しい性格に戻っています。

意外と長い寿命

小動物というと寿命が短いことが少なくありませんが、このシマリスは飼育下では寿命は最低でも5年、しっかりとした知識を持って飼育すると、8年は生きるとされています。

寿命が長いというのは飼い主にとっては喜ばしいことですが、逆に言うならば、最低でも5年間、しっかりと飼育できるかどうかというのも飼う前に頭に入れておく必要があります。

犬などとは違い、小動物は手軽に飼える部分もありますが、ハムスターのような感覚で飼うとなると飼育が困難になる場合があります。

生涯、責任を持って世話できるのか?

この辺りも頭に入れておいた方がいいかもしれません。

まとめ

シマリスを飼育するにあたって、気を付けるべき点は以下のとおり。

・温度、湿度調整
・冬眠の有無と知識
・運動量の確保
・タイガー期

そして、何よりもシマリスへの愛情です。

鳴き声も少なく初心者向け!と紹介しているペットショップもありますが、実は結構な手間のかかる生き物なんです。

飼う際には、しっかりと覚悟を決めてから迎え入れてあげてくださいね。

関連:リスの種類ごとの特徴は?ペットとして飼えるのはどれ?

-リス

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